展覧会/イベントExhibitions/Events
企画展 石川近代美術の100年 石川県立美術館開館35周年 2019年1月4日(金) ― 2019年2月4日(月)
概要
石川県立美術館は昭和58年の新館開館以来、明治以降現代までの石川県ゆかりの作家による、絵画・彫刻作品の収集に務めてきました。平成30年10月時で、日本画367点、洋画868点、彫塑299点、水彩・素描・版画517点、計2,051点となり、全所蔵数3,906点の半ばを越えるに至っています。
本展は石川近代美術のあゆみを、Ⅰ.明治期-模索の時代、Ⅱ.大正から昭和戦前戦中まで-展開期、Ⅲ.昭和戦後から平成-多様化へ、の三部構成とし、美術館収蔵の絵画・彫刻作品を中心にたどるとともに、35年間の収集の成果を示すものでもあります。
主な出品作家は、明治期では本県の後進に大きな影響を与えた日本画家・垣内右嶙、梶野玄山、高村右暁や山田敬中、ヨーロッパ留学の経験を持つ洋画家佐々木三六、早田楽斎、彫刻家では木彫の松井乗運、相川松濤、村上九郎作等、大正から昭和戦前期に活躍した相川松瑞、広田百豊、伊東哲、吉田三郎、中島東洋、戦後では西山英雄、石川義、高光一也、宮本三郎、松田尚之、長谷川八十、鴨居玲、そして中川一政や脇田和など。
多士済々の石川ゆかり作家の代表作でご覧いただく、石川近代美術展の決定版というべき展覧会です。ぜひご覧ください。
関連イベント
講演会
日時 2019年1月26日(土)13時30分~
講師 本康宏史 氏(金沢星稜大学教授)
演題 明治維新と金沢の美術工芸
会場 当館ホール(定員200名、申込不要)
土曜講座
日時 1月19日(土)13時30分~
講師 二木伸一郎(当館普及課長)
演題 石川の油絵100年
会場 当館講義室(定員50名、申込不要)
ギャラリートーク
会期中の毎週日曜日、午前11時より担当学芸員による展覧会の見どころ解説を行います。申込不要ですが、観覧料が必要です。
開催日時
2019年1月4日(金) ― 2019年2月4日(月)
9:30 ― 18:00(入場は17:30まで)
会期中無休
会場
第7展示室、第8展示室、第9展示室
観覧料
観覧料 | 一般 | 大学生 | 高校生以下 | 65歳以上 |
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個人 | 600円 | 500円 | 無料 | 400円 |
団体 | 400円 | 300円 | 無料 | 400円 |
※団体は20名以上。65歳以上の方、県立美術館友の会会員は団体料金でご覧になれます。
また、身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳を持参の方、付き添いの方は無料です。
関連団体・企業
主催 | 石川県立美術館 |
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後援 | 北國新聞社、北陸放送、石川テレビ放送、テレビ金沢、北陸朝日放送 |
作品紹介
- 高光一也《秋》石川県立工業高等学校
- 高光一也《秋》石川県立工業高等学校たかみつかずや あき
- 紺谷光俊《八百屋之図》
- 紺谷光俊《八百屋之図》こんたにこうしゅん やおやのず
- 佐々木三六《石浦神社》
- 佐々木三六《石浦神社》ささきさんろく いしうらじんじゃ
- 松井乗雲《日本武尊像》まついじょううん やまとたけるのみこと
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