所蔵品のご案内Collection
No:08032200緊張の刻きんちょうのときTence moment.
- 作家名
 - 白尾勇次 / シラオユウジ / SHIRAO Yuji
 - 制作年
 - 1986年/20世紀/昭和(戦後)
 - サイズ
 - 縦 130.2 × 横 193.8
 - テーマ
 - 幾何文様
 - その他
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- [形状]額装
 - [材質]キャンバス
 - [数量]1面
 - [技法]アクリル
 
 - 作品解説
 - 緊張の刻:白尾勇次/作者はキャンバスにアルミニュウムを貼り付け、画面を構成することでも知られるが、本作は克明に描写した作品である。コンクリート壁、あるいは巨大なブロックに女性の影が映り、一本の縄が壁体からピンと張りつめて対角線を走っている。このモノトーンの世界で唯一実在感を持つのはこの縄である。したがってその影は光源の位置を教え、そして画面に奥行きを与えてもいる。コンクリートに対して張りつめられた縄はあまりにも無力と感じられるが、それゆえに緊張感をはらんでもいる。女性はその成り行きをじっと見つめているのであろう。
 - 初出展覧会
 - 第12回日本国際現代美術家協会展
 - 受賞歴
 - 国際芸術文化大賞