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No:02009000蒔絵蜻蛉図中次まきえかげろうずなかつぎTea caddy with design of dragonflies, in maki-e

制作年
17世紀/桃山
サイズ
胴径 7.5 × 高 7.7 × 0
テーマ
蜻蛉
その他
  • [形状]棗
  • [数量]1合
  • [技法]蒔絵
作品解説
蒔絵蜻蛉図中次/全面に蜻蛉が飛びかい、堂々とした大振りの中次である。蜻蛉は勝虫ともいい、そのリズミカルな文様は、縁起を担いだ武将茶人に好まれたのではなかろうか。蜻蛉の描法は、金の平蒔絵と絵梨地を使い分け、変化をつけている。また底面にも蜻蛉が蒔絵されており、心憎いばかりである。堂々とした形体といい、力強く悠然とした蜻蛉の表現といい、桃山時代のエネルギーを見事に反映した作品といえる。