所蔵品のご案内Collection
No:02008200蒔絵十二支図硯箱まきえじゅうにしずすずりばこWriting box with design of twelve horary symbols in maki-e.
- 作家名
- 伝 五十嵐不尽 / イガラシフジン / Attributed to IGARASHI Fujin
- 制作年
- 18世紀/江戸
- サイズ
- 幅 16.8 × 奥行 18.2 × 高 4.3
- その他
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- [形状]硯箱
- [数量]1合
- [技法]蒔絵
- 作品解説
- 蒔絵十二支図硯箱:伝五十嵐不尽/作者の五十嵐不尽についての詳細は不明である。ただ江戸時代中期に加賀で活躍したという。蓋表は黒漆塗で円内に十二支を配し、中央部は金沃懸地の打ち込みとする。蓋裏は秋月野景図で地蒔は梨地である。雲の表現や余白の取り方など、江戸時代前期の五十嵐蒔絵と共通するところも多く、江戸時代中期の五十嵐蒔絵の作風を探る鍵を握る作品である。