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No:02018000乾漆蓋物「輪々」かんしつふたものりんりんCovered vessel named "Round-and round", in Kanshitsu (method of fashioning objet by applying with urushi over a core mold)

作家名
塩多慶四郎 / シオダケイシロウ / SHIODA Keishiro
制作年
1996年/20世紀/現代
サイズ
口径 27 × 底径 15 × 高 11
その他
  • [形状]蓋物
  • [数量]1合
  • [技法]きゅう漆/乾漆
作品解説
身は立ち上がりから口縁部に向けて、蓋は中心から周縁部に向けて、金粉を蒔いた上に透漆を塗り重ね、それぞれ暗から明へと微妙なグラデーションが施されている。また身、蓋の合口附近に、弧を描く何本かの線条を刻み、シンプルな表現の中にも、心地よいアクセントとなっている。加飾を極力抑え、塗りの技を全面に出して、その奥深い神秘的な味わいをかもし出す作者の持ち味が、いかんなく発揮されている。
初出展覧会
第43回日本伝統工芸展