所蔵品のご案内Collection
No:08051000連理れんりIntimate.
- 作家名
- 脇田 和 / ワキタカズ / WAKITA Kazu
- 制作年
- 1994年/20世紀/平成
- サイズ
- 縦 162.0 × 横 130.5
- テーマ
- 鳥/植物/情愛
- その他
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- [形状]額装
- [材質]キャンバス
- [数量]1面
- [技法]油彩
- 作品解説
- 陶の詩人白居易は『長恨歌』で「天に在らば比翼の鳥、地に在らば連理の枝とならん」と、玄宗皇帝と楊貴妃の悲恋を詠った。「比翼」「連理」とは夫婦の情愛の深いことをいう。画面上部には向かい合う2羽の比翼の鳥が、中程には四角の黒地に連理の枝が描き込まれている。白と黒は昼と夜を表すのであろうか、どちらも愛の寓意に満ちているが、幾何学的な形態が情と智のバランスを取り、凛とした品格を感じさせる。
- 初出展覧会
- 第58回新制作協会展