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No:08006600裸婦像らふぞうNude.

作家名
宮本三郎 / ミヤモトサブロウ / MIYAMOTO Saburo
制作年
1939年/20世紀/昭和(戦中)
サイズ
縦 118.5 × 横 83.8
テーマ
人物/女性/裸婦
その他
  • [形状]額装
  • [材質]カルトン
  • [数量]1面
  • [技法]油彩
作品解説
裸婦像:宮本三郎/ 昭和13年から14年の滞欧中の作品で、福富コレクションの「大和撫子」と対をなす。「大和撫子」が“和”を、この「裸婦像」が“洋”を表すという意図で描かれたものである。渡欧前の裸婦との大きな違いは、フランスにおいて本格的に油彩技法を学び、油絵具という画材の特性を生かして描くという態度が明らかになっていることであろう。つまり、それが“洋”ということの意味なのである。絵具層の厚みを明部と暗部によって使い分け、巧みに質感と空間を表出している。この表現法は、宮本のその後の歩みを予感させるものである。