所蔵品のご案内Collection
No:06005800截金彩色木彫合子「華鳥」きりかねさいしきもくちょうごうすけちょうCovered vessel of colored woodcraft decorated with gold leaf cutouts as"Flowery bird".
- 作家名
- 西出大三 / ニシデダイゾウ / NISHIDE Daizo
- 制作年
- 1980年/20世紀/昭和(戦後)
- サイズ
- 幅 12 × 奥行 20 × 高 7
- その他
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- [形状]蓋物
- [数量]1合
- [技法]截金
- 作品解説
- 全身に截金による花の装飾を施した合子である。頭部から尾にかけて、墨、緑青、赤褐色の彩色が繰り返され、その上から細かく砕いた金箔を散らし、目の下の頬と尾羽の膨らみに沿って、截金による細く強い線が施されている。さらに作者の得意とする、細長い菱形の花弁の花が全体に散りばめられ、花が咲き乱れる中に鳥がうずくまっているようである。少し開いたくちばしからのぞく口中の赤と、無垢な黒い瞳が絶妙な効果を上げている。
- 初出展覧会
- 第27回日本伝統工芸展