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No:02007200溜塗寒雲棗ためぬりかんうんなつめTea caddy with tame-nuri coating.

作家名
三代中村宗哲 / ナカムラソウテツ03 / NAKAMURA Sotetsu 3
制作年
18世紀/江戸
サイズ
胴径 7.7 × 高 7 × 0
その他
  • [形状]棗
  • [数量]1合
  • [技法]塗
作品解説
溜塗寒雲棗:三代中村宗哲/底面の「哲」の陰刻銘により、代々宗哲を称して千家塗師となった三代中村宗哲(1699~1776)が塗を施したことがわかる。棗とは薄茶器の一種で、この棗は甲盛をつけ下方にいくに従って狭くなる大棗で、外側は溜塗で時代を経て栗色に変化し、漆を透かして桜の木目が見える。内側は黒漆で蓋裏内に裏千家七世竺叟宗乾(1709~33)が「寒雲」と花押を朱漆で書く。