所蔵品のご案内Collection
No:02003400平文南飛の箱ひょうもんなんぴのはこBox, with design of cranes fling to south, in hyo-mon
- 作家名
- 大場松魚 / オオバショウギョ / OBA Shogyo
- 制作年
- 1977年/20世紀/昭和(戦後)
- サイズ
- 幅 14.5 × 奥行 24.8 × 高 12.6
- その他
-
- [形状]箱
- [数量]1合
- [技法]蒔絵/平文
- 作品解説
- 平文南飛の箱:大場松魚/蓋表と短側面に地に細かい平目粉を蒔いて洗い出し、金平文の輪郭と黒漆で群れ飛ぶ鶴を表している。また長側面には金平文で波文を配している。平文とは、金銀の薄板を文様の形に切り漆面に貼ったものを研ぎ出すか剥ぎ出すかしたもので、ここで見られる輪郭線としての使用は鳥たちのはばたきの力強い躍動感、リズム感を出すとともに、見る者に一種の自然の厳しささえ感じさせる。蓋の上部から側面にかけ、平文が角に沿ってぴったりと続いているところに注目されたい。
- 初出展覧会
- 第2回石川県工芸作家選抜美術展