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No:04003200段々釜だんだんがまTea kettle with round stairs decoration.

作家名
初代宮崎寒雉 / ミヤザキカンチ01 / MIYAZAKI Kanchi 1
制作年
17世紀/江戸/17-18C
サイズ
口径 10.3 × 胴径 23.3 × 高 20.2
その他
  • [形状]釜
  • [数量]1口
  • [技法]鋳金
作品解説
段々釜:初代宮崎寒雉/肩から胴にかけ段状になる三段釜で、口造りは輪口であり、地肌は柚の皮肌に似ており雅趣豊かな尾垂釜である。形の変わった釜であるが、落ち着きがあり、バランスも取れている。蓋は共蓋と、唐金の替蓋がある。一文字蓋の共蓋を使うと五段釜となり、段々釜としての視覚効果を発揮しており、その発想がおもしろい。また替蓋は掬蓋で、摘みは九輪をもった三重塔がついており、山頂に立つ仏舎利を表現するかのようで、荘重な感じである。