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[石川県指定文化財]No:02025400蒔絵亀図鞍・鐙まきえかめずくら・あぶみSaddle and stirrups with design of tortoise in maki-e.

作家名
伝 清水九兵衛 / シミズクヘイ  / Attributed to SHIMIZU Kuhei
制作年
17世紀/江戸時代
サイズ
縦 39 × 横 40 × 高 27.4
テーマ
武運長久/動物
その他
  • [形状]鞍、鐙
  • [数量]1具
  • [技法]蒔絵
作品解説
鞍・鐙とも黒漆地に大小の蓑亀が、高蒔絵、付描で精緻に描写されている。蓑亀とは、甲羅に藻が付着し、蓑を着たように見える亀のことである。蓑は雨風から身を守るところから厄除けを意味する吉祥文の一種であり、亀は長寿の象徴であるところから、まさに武運長久の願いがストレートに反映した、武具にふさわしい好題である。鞍の裏側には「貞享三年/三月日/(花押)」と鞍工のものとみられる銘がある。5代藩主前田綱紀所用と伝える。 *貞享3年(1686)