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No:08000400立裸婦りゅうらふStanding nude

作家名
宮本三郎 / ミヤモトサブロウ / MIYAMOTO Saburo
制作年
1941年/20世紀/昭和(戦中)
サイズ
縦 59 × 横 39
テーマ
人物/女性/裸婦
その他
  • [形状]額装
  • [材質]キャンバス
  • [数量]1面
  • [技法]油彩
作品解説
立裸婦: 宮本三郎 /宮本の戦争記録画時代に描かれた裸婦像である。ヨーロッパの古典描法を消化し、色彩を押さえて写実的に描かれる記録画同様、この作品もやや暗めの画面で、線描を表に出し、その上に透明な絵具を施して量感を出す。 小品ではあるものの、裸婦の肉体はその感じをよく表現している。全体に縦のタッチが目に付くが、師と仰ぐ、安 井曾太郎の滞欧時代の人体デッサンに、視点の高低は異なるもののよく似た雰囲気を持つ。生涯裸婦を描き続けた宮 本ではあるが、戦時下に描かれた裸婦は少なく、その意味で貴重な作品である。