展覧会
コレクション展:古美術
優品選-春と夏の美術-
当館の所蔵作品とお預かりしている寄託作品の中から、春と夏の景物を題材とした作品全15点を紹介いたします。
《友禅花籃図》は、軸装(掛軸)ですが、絵画ではなく、さまざまな色で染められた染物です。白い椿を中心に、水仙と梅という、いずれもまだ寒い頃に春の訪れを教えてくれる草花が籃に盛られています。
暖かい季節となり、屋外の行楽に用いられるのが、《蒔絵草花丸文花見弁当》です。弁当といっても、現在のそれとは異なり、重箱に酒器と杯を備え、一式持ち運べるよう持ち手があります。漆に蒔絵で草花文が施され、行楽をいっそう華やかにしてくれます。
浜辺に咲く満開の桜を描くのが、《松浜図》です。本屏風は久しぶりの公開となります。金雲の間から松林が浮かび、海辺には帆舟が並びます。馬に荷を載せて運ぶ人々の姿も描かれ、穏やかな季節を迎えた光景が広がります。
陶磁では、《織部蔓草文向付》を紹介します。織部焼によくある州浜形の向付で、左右に緑釉をかけ、中央に蔓草文が描かれています。日本のやきものだけでなく、中国の明代の景徳鎮窯でつくられたと思われる《古染付漁夫図皿》も展示します。
基本情報
| 会期 |
2026年3月24日(火)~ 2026年4月13日(月) |
|---|---|
| 開館時間 | 9:30~18:00(展示室への入室は17:30まで) |
| 休館日 | 会期中無休 |
| 観覧料 |
一般:290円(290円)、大学生・65歳以上:230円(230円)、高校生以下:無料
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| 会場 | 第2展示室 |