展覧会
前田育徳会尊經閣文庫分館
近代の日本画-橋本雅邦・山元春挙・川端玉章-
前田育徳会のコレクションといえば、国宝・重要文化財をはじめとする文化財を思い浮かべますが、近代には16代当主前田利為により、西洋画・日本画もコレクションされました。本特集では、橋本雅邦、山元春挙、川端玉章らをはじめとする、明治期に第一線で活躍した日本画家たちの作品を紹介します。
前田育徳会が所蔵する西洋画をはじめとする近代絵画は、明治43年、本郷に建った前田邸への明治天皇行幸に深く関わっています。『明治天皇紀第十二』には、「寛畝・玉章及び福井江亭等が日本間の一室で席上揮毫をさせ、ご覧を請うた』旨が記されており、今回展示する《梅図》はその折の一点です。川端玉章ほか6名の落款が認められます。また同書には刀剣や工芸品などの他の叡覧品とともに、東京の画家として川端玉章、荒木寛畝、京都の画家として竹内栖鳳、山元春挙の作品を披露した様子も記されています。今回展示の山元春挙《瀞峡時雨》がその1点とされています。山元春挙は円山派・四条派の流れを汲みながら、西洋画や写真の効果を画面に取り入れ、従来の山水画から大きく脱した作風で知られ、京都画壇では、竹内栖鳳と並び人気を博した画家です。
また、今回は前田邸の和館を装飾した橋本雅邦による《四季山水図襖》のうち「冬景山水図」2面を展示します。こちらは春に予定されている特集展示「橋本雅邦の襖絵」(仮)の序章としてお楽しみください。
基本情報
| 会期 |
2026年2月7日(土)~ 2026年3月15日(日) |
|---|---|
| 開館時間 | 9:30~18:00(展示室への入室は17:30まで) |
| 休館日 | 会期中無休 |
| 観覧料 |
一般:370円(290円)、大学生・65歳以上:290円(290円)、高校生以下:無料
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| 会場 | 前田育徳会尊經閣文庫分館 |