展覧会
コレクション展:古美術
特別展示
仏教の絵画
石川県指定文化財を中心に本県に伝来する仏教絵画を紹介します。
わが国では伝来した飛鳥の古より仏教がひろく普及してきました。その結果、仏教に関わる絵画や彫刻など多くの美術品が遺されることになりました。なかでも仏教の絵画は伝来の時代から仏教の歴史と深くかかわるとともに、絵画の歴史そのものと言える形で発達してきました。風土や時代、作品の芸術的感覚によって数多くの優れた仏画が生まれており、絵画史的にも重要とされています。
仏教伝来当初にはその教えに示される釈迦像が中心で、修行や成道そして入滅の様子を描く涅槃図などが描かれました。次いで薬師・弥勒など大乗仏教に由来する諸像が制作され、続いて密教の伝来に伴って明王像や曼荼羅などの密教画像が作られました。平安時代後期には末法の時代を迎え、人々は極楽への往生を願い阿弥陀来迎図をもとめました。鎌倉時代には日本の神を仏教の仏が姿を変えたものとする本地垂迹説に基づく垂迹画など、新しいジャンルが現れました。また禅宗が伝わると、祖師像を仏像と同様に尊重し、頂相という禅宗特有の形式による祖師像が描かれました。こうした新しい仏教の広がりにより、多様な仏画が生まれることにつながりました。北陸では、浄土真宗が盛んな土地ならではの真宗の絵画も数多く伝えられています。
基本情報
| 会期 |
2026年2月7日(土)~ 2026年3月15日(日) |
|---|---|
| 開館時間 | 9:30~18:00(展示室への入室は17:30まで) |
| 休館日 | 会期中無休 |
| 観覧料 |
一般:370円(290円)、大学生・65歳以上:290円(290円)、高校生以下:無料
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| 会場 | 第2展示室 |