展覧会
前田育徳会尊經閣文庫分館
前田家歴代の肖像画
現在放送中のNHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」に登場する前田利家が、今年の「百万石まつり」にも現れるとあって、今年の前半は、東京国立博物館で開催される特別展とあわせて、「加賀前田家」が大いに盛り上がることでしょう。
一般に、権力者の肖像画とは、その人物の没後も、崇め、供養し、敬うために描かれます。前田家歴代の人々の中でも、利家の肖像画はもっとも多く、しかも複数種類描かれており、幕末に至るまで長く慕われ続けていたことがわかります。ドラマでは「槍の又三(またざ)」と称された勇ましい利家が登場しますが、桶狭間の合戦における活躍ぶりは「首級(しゅきゅう)を下げた馬上の利家」の肖像画とともに、後世まで語られ続けました。こうした肖像画は、家臣の家で祀られ、また明治以降も金沢の街中における祭祀で掲げられました。
一方、藩祖を神として、あるいは歴代藩主を君主として崇める形式として伝えられる肖像画の多くは、上畳(あげだたみ)に座した姿です。中には、肖像の上に幕と御簾(みす)が描かれることもあり、これらは特に神像形式といって、描かれた人物を神格化したものです。また、刀剣や書物、見台、脇息など、その人物にゆかりの深いもの、愛用品がともに描かれた肖像画は、その人物がどのような人物であったかを伝えています。
本特集では、江戸時代に描かれた肖像画から、明治時代に模写された肖像画までひろく紹介します。
基本情報
| 会期 |
2026年4月19日(日)~ 2026年6月1日(月) |
|---|---|
| 開館時間 | 9:30~18:00(展示室への入室は17:30まで) |
| 休館日 | 会期中無休 |
| 観覧料 |
一般:370円(290円)、大学生・65歳以上:290円(290円)、高校生以下:無料
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| 会場 | 前田育徳会尊經閣文庫分館 |