展覧会
前田利家とその時代
加賀藩の礎を築いた藩祖・前田利家(1538~1599)。本展示では、激動の時代を駆け抜けた利家と、その周囲で同時代を生きた家臣や子女などの肖像画や書状を紹介します。
尾張荒子に生まれた利家は、織田信長に仕えて戦功を立て、永禄12年(1569)には兄に代わって家督を相続しました。長篠合戦(1575)や同年の越前一向一揆攻めでの功績により、越前府中で三万三千石の大名となり、柴田勝家の与力となります。その後天正9年(1581)に能登一国を得ましたが、翌年の本能寺の変によって状況は大きく変動します。勝家と羽柴秀吉が衝突した賤ケ岳の戦いで、秀吉に降伏した利家は、一転北ノ庄攻めに参加し、合戦後は加賀国河北郡と石川郡を加増されて金沢に入り、金沢城の整備を始めます。また越中の佐々成政が秀吉に降伏すると、その所領であった砺波、射水、婦負の三郡が利家嫡男の利長に与えられました。
天正18年(1590)には北条攻めに出陣して北国勢を取りまとめ、関東平定後は利長とともに御伽衆に加わるなど、豊臣大名としての地位を固めていきます。天正20年(1592)の朝鮮出兵に際しては、秀吉とともに肥前名護屋に入りました。文禄3年(1594)に秀吉が死去した後は、豊臣秀頼の傅役をつとめ、存在感を増す徳川家康と豊臣方の間を取り持ちますが、翌年に大坂で死去します。
利家の在世、前田家の所領は、加賀・能登・越中3カ国あわせて七十七万石に及びました。まさに百万石の礎を築いた存在である利家とその時代を、作品から振り返ります。
基本情報
| 会期 |
2026年4月19日(日)~ 2026年6月1日(月) |
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| 開館時間 | 9:30~18:00(展示室への入室は17:30まで) |
| 休館日 | 会期中無休 |
| 観覧料 |
一般:370円(290円)、大学生・65歳以上:290円(290円)、高校生以下:無料
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| 会場 | 第2展示室 |