展覧会
コレクション展:工芸
釉下彩のわざ
当館コレクションの釉下彩(ゆうかさい)作品を通して、その多様な表現と技法の広がりをご紹介します。
釉下彩とは、素地に文様を施し、その上から透明な釉薬をかけて焼成する加飾技法です。釉薬の下に文様が包み込まれるため、文様が保護されるとともに、落ち着いた奥行きのある表情が生まれます。
代表的な例としては、透明釉の下に青や黒の顔料で文様を描く染付や鉄絵があります。また、素地に異なる土を埋め込んで文様を表す象嵌(ぞうがん)、白化粧の上を黒い絵具で覆い、黒い部分を掻き落として文様を浮かび上がらせる技法なども、釉下彩に含まれます。さらに、本県を代表する陶芸家である𠮷田美統の釉裏金彩や、中田一於の釉裏銀彩も釉下彩の一種です。中田一於は昨年、重要無形文化財「釉下彩」保持者に認定されました。
本展では、「染付」「鉄絵」「釉裏金彩・釉裏銀彩」などのグループごとに作品を紹介し、釉下彩がもつ豊かな表現世界をひもときます。ぜひ会場で、あなたの心に響く"推し"の釉下彩を見つけてみてください。
基本情報
| 会期 |
2026年4月19日(日)~ 2026年6月1日(月) |
|---|---|
| 開館時間 | 9:30~18:00(展示室への入室は17:30まで) |
| 休館日 | 会期中無休 |
| 観覧料 |
一般:370円(290円)、大学生・65歳以上:290円(290円)、高校生以下:無料
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| 会場 | 第5展示室 |