展覧会
コレクション展:絵画・彫刻
優品選
暑さがますます強くなる時期となりました。
油彩画分野から、竹沢基の《装ひ》をご紹介します。さわやかな水色のワンピースを着た女性と、そのスカートを採寸する女性が描かれています。画面奥には外を見られるように向けられた足踏みミシンが置かれ、今まさにこの水色のワンピースを仕立てている場面のようです。竹沢は親しい人をモデルとして描き、その人独自の形や雰囲気を表現するためにシンプルなポーズをとらせたといいます。
素描分野から、脇田和の人物デッサンと木下晋の鉛筆画をご紹介します。脇田和のデッサンは、十代半ばにベルリンの国立美術学校に留学していた頃、解剖学や遠近法など徹底した基礎的修練で培われた素描力のあらわれた作品です。また、木下晋は「良いデッサンはモノトーンでも色を感じさせる」という考えに基づき、鉛筆のみによる表現に挑んで独自の表現方法を確立し、作品を制作しています。
彫刻分野からは、石田康夫《昇華》にご注目ください。人間の本質や内面の美を具象彫刻によって追い求めた石田は、シンプルながら量感と生命感に満ちた裸婦像を多く制作しました。本作では、髪が風にひるがえり、天を指し示すように右手を挙げた姿を表します。躍動感と量感、そして写実に基づいた瑞々しい生命感を持っています。
基本情報
| 会期 |
2026年6月27日(土)~ 2026年8月3日(月) |
|---|---|
| 開館時間 | 9:30~18:00(展示室への入室は17:30まで) |
| 休館日 | 会期中無休 |
| 観覧料 |
一般:370円(290円)、大学生・65歳以上:290円(290円)、高校生以下:無料
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| 会場 | 第3展示室、第4展示室 |