展覧会
コレクション展:工芸
県美工芸の新しい仲間たち
-新収蔵品展-
今回の展示は、令和時代に入り新たに当館に収蔵された工芸作品を中心に紹介しています。展示作品の一部をみていきましょう。
人形分野からは紺谷力と高田和司両氏の作品が新たに仲間入り。紺谷の《塑造彩色「後宮の勒姫兵(ろっきへい)」》は、中国・春秋時代に活躍した思想家・孫子が、宮中の美女たちを使って兵士の訓練を行ってみせたエピソード「孫子勒姫兵〔孫子、姫兵(きへい)を勒(ろく)する〕」(『史記』孫子呉起(そんしごき)列伝)の場面から着想を得たものです。高田の《木芯桐塑和紙貼「蒼天」》は、鷹匠(たかじょう)の姿を細部まで造形化し、天高く飛び舞う鷹や、青空や空気感までも想起させる作品となっています。鷹匠の帯に挟んでいる餌畚(えふご)などの道具も作品の見どころとなっています。
また、令和6年度の特別展「食を彩る工芸」開催のために制作していただいた作品も収蔵しています。見附正康《赤絵細描小紋大皿》《赤絵細描小紋小皿》はその1つで、赤絵具を用いて細かな文様を描き込む「赤絵細描」の技法で、伝統的な文様や独自のパターンを組み合わせて器面を完成させます。本作は、余白を効果的に使いながら渦を巻くような構図になっています。
最後に、同時開催の特別展「蓮田修吾郎 -世界を拓く窓」に関連して、蓮田と縁の深い作家も紹介しています。特別展とあわせてこちらもお楽しみください。
基本情報
| 会期 |
2026年9月19日(土)~ 2026年10月25日(日) |
|---|---|
| 開館時間 | 9:30~18:00(展示室への入室は17:30まで) |
| 休館日 | 会期中無休 |
| 観覧料 |
一般:370円(290円)、大学生・65歳以上:290円(290円)、高校生以下:無料
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| 会場 | 第5展示室 |