展覧会
コレクション展:古美術
琳派Ⅱ -相説と草花図の広がり-
前期の「琳派Ⅰ」では、琳派の始祖と仰がれる本阿弥光悦と俵屋宗達、そして俵屋工房を継承し、加賀でも活躍した俵屋宗雪の作品をご紹介しました。後期はすべての作品を入れ替えて、宗雪の次世代をになった喜多川相説や、定型化して広まっていった伊年印草花図、さらには19世紀以降の琳派に連なる作品をご紹介します。
宗雪の草花図が、はっきりとした彩色や力強い筆づかいで生命感あふれる表現であるのに対して、その後を継いだ相説は、「一枚の葉、一輪の花をもいとほしむ気持を筆先によく反映せしめてゐる」と評されるように、微妙な色彩と繊細なタッチが特徴です。写実的な草花の描写と、墨のにじみを活かした面的な水墨表現が溶け合った独特の草花図は、以降の絵師たちに少なからぬ影響を与えたものと思われます。今回は、相説の代表作である石川県指定文化財《秋草図屏風》6曲1双や初期の作品と位置付けられる《草花図屏風》8曲1隻をご覧いただきます。また北陸ゆかりではありませんが、江戸琳派の手になると思われる《夏秋草図》や、たらし込みを自在に操り、近代にも通ずるデザイン感覚をみせる大坂の絵師、中村芳中(?~1819)の描いた「草花図短冊」を公開し、多様な琳派の広がりをご紹介します。
基本情報
| 会期 |
2026年9月19日(土)~ 2026年10月25日(日) |
|---|---|
| 開館時間 | 9:30~18:00(展示室への入室は17:30まで) |
| 休館日 | 会期中無休 |
| 観覧料 |
一般:370円(290円)、大学生・65歳以上:290円(290円)、高校生以下:無料
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| 会場 | 第2展示室 |