展覧会
コレクション展:工芸
特別展示
県工の工芸・デザイン
-石川県立工業高等学校 創立140周年記念-
本年、石川県立工業高等学校は創立140周年を迎えます。同校は、明治20年(1887)に「金沢区工業学校」として開校し、その後、幾度かの改称を経て現在に至る、わが国でも最も歴史ある公立工業高等学校の一つです。初代校長を務めた納富介次郎のもと、工業技術と美術・工芸を結びつけた教育を展開し、地域の産業や文化を支える人材を育んできました。
本展では、同校附属の「ギャラリー雪章」に収蔵される工芸作品を中心に、開校初期から昭和時代にかけて教鞭を執った教員や卒業生、そしてその後、重要無形文化財保持者(人間国宝)や日本芸術院会員として活躍した作家たちの作品を通して、石川県立工業高等学校の歩みを紹介します。蓮田修吾郎、大樋年朗、武腰敏昭といった日本芸術院をはじめ、松田権六、大場松魚、寺井直次、前史雄、木村雨山など、人間国宝となった作家も輩出しています。
また、開校草創期には、本県の工芸振興を目的として、国内の優れた工芸作品や新しい技術・デザインを備えた作品、さらには西洋のデザインや工芸を研究するための資料が収集されました。こうした教育と研究の蓄積は、今日の石川の豊かな工芸文化へとつながっています。
本展を通して、作品に込められた技術や創意だけでなく、140年にわたり工芸を学び、教え、未来へ伝えてきた「県工」の歴史とその精神を感じていただければ幸いです。
基本情報
| 会期 |
2026年10月30日(金)~ 2026年12月7日(月) |
|---|---|
| 開館時間 | 9:30~18:00(展示室への入室は17:30まで) |
| 休館日 | 会期中無休 |
| 観覧料 |
一般:370円(290円)、大学生・65歳以上:290円(290円)、高校生以下:無料
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| 会場 | 第5展示室 |